そういう時期

親父が Blog 更新もサボっている間に 年の瀬も押し迫り

世間では今年の重大ニュースとかって時期になりました。

世間様のことはいざ知らず

やっぱり我が家では 親父の癌手術騒動が今年のすべてでした。　

そんなわけで、親父の手術・入院のことを数回に分けて書きたいと思います。

「 そんなもん、興味ねぇ! 」 って、方も多いかもしれませんが ここは親父の日記帳。

ひょっとしたら読者の皆さんのいざという時の参考になるかもしれませんからねぇ。

（ 参考なんかにしたくねぇ～! ）

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「 親父さん! 親父さん! 」

親父を呼ぶ女性の声で目が覚めた。

カラカラカラ。キャスターの音が聞こえる。

そうだ!　俺ってたしか手術の途中だったはずだよな。

・・・・・・ってことは、あちゃ～!! もう手術終わっちゃったのか?!　残念！

しっかり見届けたかったのに。（ んなこと できるか! ）

麻酔の準備に 背中を丸めさせられて 胎児のようなスタイルで数十分。

腹の出た親父には だ～いぶツライ恰好させられて。

やっと脊椎に麻酔用のカテーテルが入って 仰向けになったと思ったら

いきなり麻酔かけるんだもん。卑怯だよ!　（ 卑怯じゃねぇ! ）

この声は 麻酔科の先生だな。

「 どこか 痛むところはありますか? 」 と聞かれた親父。

あんまり身動きできないんだけど・・・と、体の状態をなんとなくチェック。

いきなり感覚が戻って 両方のひじが折れそうに痛い。

そして左足のふくらはぎの筋肉がジンワリとそれでいて めちゃくちゃ痛いのに気付いた。

「 あの。ひじが痛いです。手の向きを変えてください。」　答える親父。

両の手のひらが上を向いた状態で手術を受けていたらしく、ひじが突っ張って固まっていた。

とりあえず、手の向きを変えてもらいひじの痛みが治まってきたと思った瞬間。

ガタガタガタガタ!　ガタガタガタガタ!　ガタガタガタガタ!

親父がどうすることもできないくらいの寒さで 体が震えだした。

あごはガクガク震え、身体全身がものすごい早さで大きく震えていた。

「 ご心配なく。シバリングです。」

あまりの震えで確認はできないが、どうやら家族がそばにいるらしい。

執刀医が説明する声が聞こえる。

心配なくって言ったって、寒さでほんとに死ねんじゃないかと思った親父。

20分近く震えが止まらなったような気がする。

その間にも親父の乗ったベッドは運ばれて、地下1階の手術室から

3階の消化器外科のICU室へ。

やっと身体の震えが止まり看護師の説明が

「 今日一日は 動けませんから ベッドで安静にお願いします。」

ICUの隣の部屋で 子供たちが執刀医の説明を何やら聞いているのがわかった。

すると暫くして院内放送が

「 ご面会の方は20時をもって終了とさせていただきます。気を付けてお帰り下さい。」　　

えっ! なんでそんな時間?

朝10時からの手術で 4・5時間もあれば終了って言ってたはずだけど・・・。

そんなに手術時間が伸びたってことは よっぽど開腹時の病状が悪かった?

不安になったのも束の間。

隣の部屋から 医師の声が聞こえて

「 手術中に嘔吐されまして、それで時間が必要以上にかかってしまいました。」

って、どうやら親父。手術中にゲロ吐いたみたい。

もちろん、昨日から何にも食べていないし内臓は空っぽのはずだから・・・。

ゲロっていっても、胃液みたいなもんか。

・・・で、今日のところは続く。

 

コメント 1

親父さん、お勤めご苦労様でした。思った以上に長いお勤めで大変でし
たね。って、これじゃ完璧危ない(-_-メ)人だね( ^^)。 手術、無事終わってよかったです。吐いたのは麻酔の副作用かなー？。私は嘔吐と頭痛が半端なかったです。でも、嘔吐は麻酔が切れてからでした。親父さん、私と反対で麻酔のかかりが悪いとか・・・・？それとも、麻酔が強すぎたとか？でも、まあ、とにかく年内に退院出来て本当にヨカッタです。(＾◇＾)。退院してから10日くらいですか？体力少しは回復しましたか？徐々に戻っていけばいいですから、無理しないように気を付けてくださいね。ナンパするのも、体力いりますよ～(^-^;)　クリスマス、お正月と飲む事が多いかもですが、程々に楽しんでください。
★　Merry Christmas and Best wishes for a happy and 　　　prosperous New Year　★
by kimi (2013-12-23 16:19)